開心ワークショップ in花蓮

日本と台湾…。

同じアジアの国どうし、似ているかと思えば違うところもたくさん。

そこで、留学してから発見した台湾に関する様々なことをお伝えします!

 

今回は花蓮という場所で行った開心(カイシン)ワークショップというボランティアについてです。

 

台湾には、中国大陸からの移民が活発になった17世紀以前から居住していた、16の原住民が存在します。

 

今回のボランティアでは、太魯閣(日本語名:タロコ)という原住民の子どもたちが通う小学校を訪れ、さまざまな日本の文化を紹介しました。

 

 

私は簡単な中国語しか分からないので、当日の朝は少し緊張しましたが、登校してきた子どもたちが気さくに話しかけてくれたのでとても嬉しかったです。

 

授業では和服や温泉、神社といった伝統的なものから、日本のハイテクノロジーとしてロボットのPepperまで幅広く紹介しました。

 

また、子どもたちは日本のアニメを見てくれているので、みんなで妖怪ウォッチのジバニャンというキャラクターの塗り絵をしました。

 

 

オリジナルのキャラクターに、より近く色塗りできた5人に、お菓子のプレゼントがあったので、みんな一生懸命塗っていました。

 

昼食は、日本の子どもたちが好きな家庭料理ということでハンバーグとポテトサラダをみんなで食べました。保護者の方に協力していただき作ったのですが、とても美味しかったです。

 

 

 

この開心ワークショップは今回が42回目で、日本だけではなく様々な国の異文化が紹介されています。

 

このワークショップを主宰している方によると、この小学校に通う子どもたち全員が恵まれた環境で暮らしているとはいえず、そういった環境を少しでも良くするための活動の一つがこの開心ワークショップだそうです。

 

私たちが紹介したのはアニメや塗り絵といった身近なものが中心でしたが、異文化について学ぶことは、自分の価値観を見直すきっかけになると、留学を通じて感じたので、この開心ワークショップが子どもたちの異文化への興味、学習につながれば嬉しいです。